
たぶん、僕のブログを読んでくださっている多くの皆さんが、描く僕に対するイメージは、「論理的思考が強く、現実主義者」という印象ではないでしょうか。
全然違ったら、ごめんなさい。
僕が僕のブログを読んでいると、そのように思えるので、読者の皆さんも同じように感じてらっしゃるのではないのかな?って、勝手に思いました。
僕みたいなブログを書いている人間って、非現実的なことを、否定するタイプに思えませんか?
オカルトやスピリチュアルなど、科学的根拠が薄いものを徹底的に否定、もしくは批判するタイプの人間に見えませんか?
「うん、うん。そうだよね」と、頷いてくださって、ありがとうございます。
僕は、良い意味で期待を裏切ることが大好きな人間です。
ですので、今日は、そんな皆様の期待を裏切り、満を持して、スピリチュアル系のネタを投下させていただきます❗😆
お盆休みもまもなく終わりますので、怪談話というわけではありませんが、スピリチュアルネタも良いかなって思いました。
読了後、ぜひ、賛否両論のコメントをいただけると、嬉しいです。
そんなのあるわけねーだろ!
結局、コイツはスピリチュアルおじさんだったのか?
高い壷でも売りつけるつもりなんじゃねえのか?
そういうコメントでも、なんでも結構です。
読者の皆様のコメントが、僕の励みになりますm(_ _)m
目次
東日本大震災がなければ、「自分が生きる意味」を考えなかったかもしれない。
今から8年前の、2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
それから、3週間後の4月上旬、僕は岩手県大槌町へ災害ボランティアに行きました。
その現場で見た光景に、ショックを受けます。
僕のショックとは、生死の境界線のことです。
大槌町を車で移動しているとき、どこまで津波が襲ってきたのか、分かるラインがあるんです。
津波の爪痕?足跡?
表現の仕方が、非常に難しいのですが・・・
建物の色が違うんです。
津波が到達したところまでの建物の色と、そこから先の建物の色が違っていました。
それは、まるで生死を決めるグラデーションかの様。
現地を案内してくれた人が教えてくれました。
「ここまで、津波が押し寄せて来たんです。ここから先の人は助かりました」
これが、一番ショックでした。
人の命は、紙一重なんだなって思わされました。
いつ死ぬかわからない。
もしかしたら、今日、交通事故で死ぬかもしれない。
そしたら、次第に、
「僕はこのままで良いのか?」
という思いに駆られてきました。
今までどおり、サラリーマンとして普通に働いて、普通に生活して、普通に老後を迎え、普通に死んでいく。
果たして、それでいいのだろうか?
僕には、何かやりたいことがなかったのか?
僕がやるべきことは、ほかに何かあるんじゃないのか?
なんていうのかな。
何か生きる目的、生きる使命たるものが僕にはないのだろうか?
そんなことを強く、強く、思い始めるようになりました。
それからの僕は、今までよりも一層、自己啓発書や哲学書を読み漁りました。
こういうのってGoogleで検索しても答えが、出てこない気がするんですよ。
自分で深く考えないと、答えが見つからないものだと思うんです。
「自分探し」といえば、自分探しなのかもしれません。
自分は何たる者なのか?
答えのない答えを探す。
そんなことを考えれば考えるほど、落ち込む日もありました。
「ビジネス書」「自己啓発」「心理学」「スピリチュアル」、物事にはステップがある。
自己啓発書って、著者の思想が強く反映されています。
僕は、自分が生きる意味の答えを自己啓発書に求めていました。
自己啓発書を読む人って、そういう人が多いのではないでしょうか。
生きる意味を探して、自己啓発書を読んでいると、やがて、スピリチュアル系の本を読み始めることに繋がっていきます。
いきなりスピリチュアル本を読む人って稀だと思います。
基本的に、4ステップだと思います。
自分の仕事を効率的にこなすためにビジネス書を読む。
ビジネス書をたくさん読むと、手段よりも本人のマインドが最も大切であることに気づく。
やがて、自己啓発書を読み始める。
自己啓発書をたくさん読むと、人間の心理学について興味が出てくる。
心理学を追求していくと、スピリチュアル系の本にたどり着く。
こういう一連のパターンが存在している、と僕は思っています。
僕が実際に読んできた本をザクッと時系列でまとめると、以下のとおりです。
まずは、現在のリアルな仕事で、手っ取り早く儲ける手法を探すフェーズ。
ビジネス書を読みまくった後、自己啓発書に目覚め始めていくフェーズ。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)
オグ・マンディーノの「地上最強の商人」は当時1万円で買った。
自己啓発書を読み漁って「人間の心理」に興味を抱くフェーズ。
心理学系の本を読みまくると、いよいよスピリチュアル系の本が読みたくなるフェーズ。
2011年4月以降、僕は以下の類の書籍を大量に読みまくっていきました。
基本的に、本は速読で読んでいます。
数えていませんが、今まで約3000冊ぐらいは読んでいます。
1ヶ月10〜30冊ペースです。
1日1冊読む、と決めている時期もありました。
隅から隅まで読んでいるわけではありません。
ある程度、速読できますので、スキャンするように読んで、重要箇所は丁寧に読みます。
速読は簡単です。
表紙タイトル及びデザイン、著者プロフィール、まえがき、あとがき、目次、本文をスキャン、重要箇所を丁寧に読む。
僕の速読は、この順番です。
今は、本屋の立ち読みで1冊あたり30分〜1時間ぐらいで読破できちゃいます。
さらに、現代は Amazon の Kindle Unlimited がありますので、もっと高速で読めます。
僕の場合、紙よりも電子書籍の方が、圧倒的に早く読めちゃいますね。
新聞も同様です。
あとは、よくやる手法として、同じ種類の本を10冊読むことです。
10冊を読めば、にわか専門家になれます。
10冊に共通で書いてある単語と箇所が、重要なのは明白ですから。
速読術系の本は、それこそ10冊以上読んでいます。
速読術系の本を読む時は、速読しないで、ちゃんと熟読していますw
そのうち、詳細に書きますね😄
さて、本題!
僕の身に起こったスピリチュアル体験。心霊現象?
2011年、東日本大震災によって、僕は自分自身を見つめ直す機会になりました。
自分はこのままで良いのか、疑問を感じていた僕。
自己啓発書、スピリチュアル本を読み漁る日々。
ついには、様々なスピリチュアルセミナーに通い出しました。
瞑想にも取り組みました。
元々、金縛りには度々あっていました。
しかし、慣れてくると、恐怖も感じません。
瞑想の結果なのかわかりませんが、寝ている時に不思議な声も聞こえ始めました。
ある日の夜、布団に入ってウトウトしていると、不思議なドラム音が鳴り始めます。
僕の頭の中で鳴っているんです。
ディアンジェロの「Lady」のイントロみたいなドラム音です。
え?
ディアンジェロを知らない?
こういう曲です↓
そして、外人の声で「KILL YOU」と何度か聴こえてきました。
これは、ガチで怖かったです。
これについては、根拠を語れません。
瞑想のやりすぎで、僕の頭がおかしくなったのかもしれません。
僕はもともと、夢の中で夢と気づくと、そこから先の夢は好きな夢を見ることができます。
だから、あんなことや、こんなこと・・・。
やめときます(^_^;)
夢の中で、夢から覚める方法も知っています。
それは、夢の中で自殺することです。
たとえば、断崖絶壁から飛び降りれば、夢から覚めることができます。
レオナルド・デカプリオ主演の映画「インセプション」を観た時に、この監督もしくは脚本家は、僕と同じ体験をしているから、この映画を作れたんじゃないかって思いました。
僕の夢のシステムと酷似している部分が複数あるので、この映画は5回以上観ています。
それと、これは、瞑想以前からですが、夢の中で聴いたことがない素敵な音楽が聴こえてくることもあります。
書籍も同じです。
読んだことのない本を、夢の中で読んでいます。
目が覚めると、忘れてしまうのが難点ですが。
僕の特殊能力なのかな?
もしも、同じ経験をしたことがある人がいたら、教えてほしいです。
これについては、色々調べましたが、明確な答えが見つかっていません。
スピリチュアルカウンセラーみたいな人や、ユタの人からは、見えない世界に正義と悪魔が存在しているらしく、それが夢や金縛りなどの現象を引き起こすとのお話でした。
そういったご意見は、科学的根拠が薄いので、イマイチ信用できないんですよね(^_^;)
まあ、そういったものがあるような気もしないではないですが。
たまに寝ている時に、声でもなく、イメージ的なもので、悪魔的存在から囁かれているようなこともあります。
「私たちと手を組まないか?手を組めば好きなことをさせてやるぞ」
そのようなイメージというか、メッセージを受信することがあります。
もちろん、「NO」という思いを発信しています。
これは作り話ではありません。
実体験です。
科学的に言えば、僕の頭がおかしいのだと思います。
精神科に行けば、入院させられるでしょうw
熊本県阿蘇スピリチュアルツアー、最後に起きた奇跡。
ハナシがズレました。
僕のスピリチュアル体験を語りだしたら、キリがないので、本題に移ります。
2011年、様々なスピリチュアル系セミナーに参加していた僕は、当然の如く、スピリチュアル系が好きな人たちと繋がりました。
その中の一人からの情報で熊本県でスピリチュアルツアーが開催されるという情報を聞きました。
思い切って、そのツアーに参加しました。
何か、不思議な体験ができるかもしれない、と思って。
もしかしたら、僕のこれからの生き方のヒントがあるかもしれない。
人生初めての熊本県に行きました。
初日は、押戸石に連れて行かれました。
押戸石は、不思議な空気感に包まれていました。
押戸石の巨石群平成元年2月、南小国町教育委員会は、この巨石に不思議な線刻文様があることを見つけ、その後山頂一帯にある巨石群は、人工的に配置された9組の環状列石遺構であることがニューヨーク州立大学のライル・ボルスト教授によって確認され、ユネスコ岩石芸術会をはじめアメリカやカナダの岩石芸術学会、日本ペトログラフ協会等の国際学会で先史時代の巨石文化遺跡であることが認証されました。また山頂の太陽石から南西方向に下る山腹の直線上に、約5m間隔で岩石が直線配列されており、”クロムレック”(”環状の石”の意)とも呼ばれています。
日本文化のシュメール文明起源
押戸石の丘にある祭壇石から北側の直線上に大分県日田市の渡神岳、福岡県宗像大社がある。これを「水の道」と呼び、南側の直線上には阿蘇山、高千穂神社がある。これを「火の道」と呼ぶ。大陸からの縄文の渡海人たちは日本における神の道を造ったのではなかろうか。明治時代から多くの学者がシュメール文明と日本文化との共通点を調査・研究し提唱してきた「日本人シュメール起源説」は、本当の話しかもしれない
手前中央の石は、男性器を表しているそうです。
奥にある左右の石は、女性器を表しているとのことでした。
で、これから時空を越えて、4000年前に戻るための儀式を行わされました。
儀式とは、女性器を表す巨大な2つの石の隙間を通ることです。
女性器の中を通ることで、4000年前のシュメール時代にタイムスリップするらしいです。
僕たちは、言われるがまま、狭い岩の間を通りました。
果たして、時空はシュメール文化の時代へとタイムスリップしたのでしょうか。
実感としては、「そりゃ無いな」って感じでした(^_^;)
↑僕です😄
魁太郎、初登場です。
どうですか?
予想どおりのイケメンですよね。
容姿には自信があります。
巨岩の上に登り、遠くの山に向かってヤッホーしました。
そして、その岩に座り座禅を組みました。
僕は、この時期、瞑想にハマっていて、到るところで瞑想をしていました。
今回の旅の目的のひとつとして、押戸石の上で瞑想をしようと思っていました。
僕は、座禅を組み、目を閉じて、瞑想を始めました。
瞑想を始めて、すぐ、僕の体に変化が訪れます。
体がグルグル右回りに回るのです。
時間が経つと、今度は左回りになりました。
実に、不思議な感覚で、今までの瞑想では味わったことがない体験です。
こんなに、体がグルングルン回るのは始めてです。
30分ぐらいで瞑想を終了させました。
一緒に行ったほかのメンバーたちは、瞑想はせず、押戸石周辺を散策していました。
で、そのメンバーたちに今自分の体に起きた体験を話しました。
そしたら、全員が、こう言いました。
「いや、見てたけど、魁太郎さん、微動だにしていなかったよ。よほど深い瞑想をしているんだなって思ったけど」
え!?
僕の体は動いていなかったんだそうです。
ということは、僕が勝手に思い込んでいたのか?
僕の意識では、明らかにグルグル右回り、左回りを感じていたのですが。
ガイドさん曰く、右回りは開放で、左回りは集中とのこと。
エネルギーの強い場所では、それを感じることが、よくあるようです。
まさに、それなんでしょう。
最初に、自分の全てを開放し、その後、集中する。
それにしても、本当に心地よい瞑想時間でした。
この石が押戸石の中で、最も強力なエネルギーを発しているとのことでした。
直視しないで、ぼんやりと見ていると、オーラのような白いモヤモヤが見えました。
オーラみたいなものを見たい時は、直視せずに、ぼんやり見ると、不思議なものが見えます。
それは、以前から知っていました。
何の役に立つのかはわかりませんが(^_^;)
押戸石は、本当に不思議な空気感に満ちているので、パワースポットが好きな人は、ぜひ一度訪れてみてください。
手野の名水でお水汲みをしました。
驚いたのは、阿蘇周辺では、いたるところに湧き水があったこと。
水がたくさん出るということは、それだけ地球のエネルギーがたくさん放出している場所である、ということ。
阿蘇は全体が、パワースポットなんだと思います。
もう一度、行きたい場所です。
その後、国造神社で参拝をしました。
写真は樹齢2000年以上の神木です。
ここも非常に強いエネルギーを感じました。
何度写真を撮っても、実際に肉眼で見える感じが全然違うんです。
なので、この写真では、その雰囲気が伝わっていません。
湿気のせいなのか。
なにか不思議なパワーなのか・・・?
神社の石畳が少し欠けていたりするのは、ケルト人が自分の石工の技術を自慢するためにわざとやっているのだとか。
神社に興味を持ったことが一度もなかったので、今回の旅で色々教えてもらって楽しかったです。
初日はこれで、終了。
夜、僕と仲の良いKさんとお酒を飲みながら、色々と語り合いました。
Kさんは、長者番付常連の斎藤一人さんを信奉している人でした。
斎藤一人さんを知らない人っていないですよね?
もしかして、知らない?
マジすか?
じゃあ、ここで、一旦休憩して、この動画をみてください。
上記の動画では、ざっくり抜粋すると、こんなことを話されています。
- 人と同じことだけをやっていたら、成功者にはなれない。
- 何か人と違うことをやらなければ、成功者にはなれない。
- 上の人間だけ褒めているから魅力がない。
- 下の人間も褒めなきゃダメ。
- 利害関係の無い人を褒めるから魅力が出てくる。
- 自分が素敵になるためには、1円もかからない。
- 人間は魅力あるところに、集まる。
- 魅力をつけるために、地球に来ている。
- 素敵になろうとする人は、神様が味方する。
- 人間は人間らしく生きれば、成功する。
- 今よりちょっと素敵な自分を想像してみよう。
- ダメな人間は、すごい人と比較してしまう。
- 自分を褒められない人間は、他人を褒めることができない。
- 強いものが勝つ時代→家柄が勝つ時代→学歴が勝つ時代→人柄が勝つ時代
- 今の時代は、人柄が勝つ時代になった。
斎藤一人さんは、そんな思想の人です。
その斎藤一人さんを、Kさんは、信奉されていました。
斎藤一人さんとは、関係ないのですが、Kさんは、サッカーのtotoくじが大好きで、毎週、買っているそうです。
Kさんは、僕に買い方を指南してくれました。
「コツを教えたるわ。くじ買ったら、それを斎藤一人さんの本に挟んでおくんや。そうすると当たる確率がUPするんや。師匠から教えてもらったやり方なんやけど」
非科学的すぎる(・_・;)
じゃあ、それやったら、みんな当たるの?
そもそも論として、大変申し訳ないけど、所詮宝くじでしょ?
そんなものに、お金をかけるなんて、馬鹿らしいです。
当たるわけないのに。
宝くじは、お金の使い方として、もっとも非効率な商品です。
リターンが薄すぎる商品。
宝くじなんかを買うよりだったら、せめて、株とかFXでもやればいいじゃないですか?
今まで、いくら損してきたんだろう、Kさんは。
僕は、やんわりと、「お金もったいなくないですか?ほかに使いみちあると思うんですけど」とKさんに投げかけました。
しかし、Kさんは、
「普通の宝くじちゃうで。自分で予想できるから。ちゃんと予想すれば、確率は上がるわけや。毎週、スポーツ紙全紙買って研究してるんや。それに加えて、斎藤一人さんの本にくじを挟んどる。勝つ人間っちゅうのは、努力を惜しまない。そして、最後は金運の神様に祈るんや」
と言いました。
いや、努力を惜しまないってのは、どんな世界でも当たり前ですよ。
でもね、その、金運の神様に祈る?
そこが、ひっかかるなぁ。
斎藤一人は僕も大好きで、20冊以上読んでますよ。
でもね、斎藤一人自身が自分の本に宝くじを挟めば当たる、なんてこと一言も書いてないはず。
斎藤一人は、現実主義者。
実際問題、長者番付で常連だった人ですから、実業家なわけで。
本に宝くじを挟めば当たる確率アップ?
それ、考え直したほうがいいんじゃないですかねぇ・・・
僕は、「今まで当たったことあるんですか?」と聞きました。
Kさん「1万円はあるで!トータルはマイナスやけど」
ほら、そーだろ。
マイナスだったら、やるだけ無駄でしょうよ。
まあ、言ってることはわかるけど・・・しょうがないな、と思いました(^_^;)
これ以上、反論をして、Kさんと仲が悪くなりたくないし、Kさんが好きなものに対して、僕が全否定する必要性もありません。
旅をしている最中は、揉め事も起こしたくないので。
僕は、気持ちを切り替えました。
「いつか、当たるかも知れませんね」
ニコッとして、熱心に語るKさんを軽く流しました(-_-;)
夜も更けて、就寝。
2日目は、草部吉見神社と幣立神宮へ。
2日目は、「日本三大下り宮」のひとつである草部吉見神社に参拝。
写真をよく見ればわかりますが、この神社は昇るのではなく、降りていくんです。
めちゃくちゃ珍しいですよね!
この神社の奥深くを更に下って行くと、とても気持ちのいい場所にたどりつきました。
龍がちょっとかわいいのですが、ここもエネルギーをビンビン感じます。
ここでは、立ちながら瞑想させていただきました。
押戸石と同じく、グルグル回る感覚が強かったです。
とにかく、 湿気がすごかったです。
でも、気持ち悪い湿気じゃないんです。
気持ち良い湿気です。
マイナスイオンが半端ない感じです。
大木に苔がたくさんついていました。
そして、今回のメインである幣立神宮へ参拝。
ここは地元の人でも知らない人が多いとのこと。
正式参拝をさせていただき、お祓いをしていただきました。
ここの宮司さんはありがたいお話を、長い時間かけて僕たちに聞かせてくれました。
曰く、お祓いとは、自分の中が良いものでも悪いものでも溜まってしまうと、満杯になって何も入ってこなくなってしまうとおっしゃいました。
だから、お祓いをするのだ、ということ。
良いものでも満杯になっちゃうとダメなんだそうです。
満杯になると、何も入ってこないとのこと。
つまり、良いもので満杯になったら、その良いものは、他の誰かに渡したほうが良いとのことでした。
そうすることで、また新しい良いものが入ってくるそうです。
なかなか人に渡すことってできませんよね?
そこで、お祓いが必要になってくるんだそうです。
お祓いで、無理矢理にでもクリアリングしていく。
近年は、情報経済社会です。
私たちの脳は日々、様々な情報を受信します。
良い情報もあれば、悪い情報もあります。
否が応でも、情報が蓄積されていきます。
例えば、パソコンをイメージしてみましょう。
パソコンって、ずっと使っていると、動きが遅くなりますよね?
そのとき、ディスクのクリーンアップを実行すれば、動きがよくなります。
つまり、お祓いとは、我々人間の脳をクリーンアップするためのツールということ。
ただし、目に見えるわけでは、ありませんので、科学的根拠を示すことはできません。
お祓いに限らず、日々の瞑想で心を落ち着けること、ウォーキングでリラックスすること、お風呂にゆっくり入ること、様々な手法があります。
お祓いは、そういったツールのひとつ、という位置づけでよろしいのではないでしょうか。
現実主義者の僕が納得する落とし所は、そんなところです。
それが、現実的な効果をあらわすのか、現したとしても、それが、お祓いによるものだとは、確定づけるのは難しいですが。
まあ、現実主義者の僕が、解釈するのは、そんな感じです。
しかし・・・
このお祓いが、旅の終わりに、奇跡を生み出すことになるとは、まだ誰も気づいていませんでした。
旅の最後に笑うのは誰?
お祓いが終わり、熊本空港へ向かう帰りの車内。
空には、彩雲が浮かんでいました。
彩雲は、何かが起こる告知フラグと言われています。
オカルト情報ですがw
車内のみんなは、凝縮された二日間にくたびれ、ぐったり。
すでに、眠りにつく人も。
そんななか、Kさんは、携帯電話をピコピコいじっていました。
今回の旅に、Kさんを誘ったのは僕です。
乗り気じゃないKさんを無理やり誘ったんです。
で、Kさんは、「旅としてはおもしろかったな。でも、何がスピリチュアルかと言われれば、よくわからんかったな」と言いました。
残念ながら、Kさんには、今回のスピリチュアルツアーは、満足いくものではなかったようです。
なにか、スピリチュアルな体験に期待していたようです。
まあ、そんな簡単にスピリチュアルな体験できるわけじゃないですからねぇ。
大切なのは、概念というか、考え方を学ぶことに意味がある、ということ。
自己啓発がすぐになにかの役に立つのか?と言われれば、すぐには難しいと思います。
自己啓発を学んだからといって、明日すぐに現金化できるわけではないですから。
大切なのは、マインドなんです。
小手先の戦術で、即効性のある戦法でお金をGETしても、その場限りです。
Amazonプライムデー一発記事みたいなもんですよ。
人生は長いのです。
小手先の戦術ではなく、長期的に稼いでいかなければなりません。
そのためには、マインドを整えること。
マインドを整えるためには、自己啓発なり、スピリチュアルなり、から学ぶことも必要なんです。
しかし、Kさんにその真意が、どうも伝わっていなかったようです。
ちょっと、残念でした。
僕としては、今までにない瞑想体験ができたので、大満足だったんですが。
なんだか、Kさんは、つまらなそうに、携帯電話をいじっていました。
僕は、Kさんには、申し訳ないことしたなぁって思いました。
一人で参加するのが、ちょっと不安だったので、Kさんを誘ったんですが。
斎藤一人さんが好きなKさんだったので、今回のスピリチュアルツアーは喜んでくれるかなって思ったのですが・・・(^_^;)
せめて、何か彼のプラスになるような、言葉をかけてあげようと思いました。
魁太郎
「Kさん、幣立神宮でお祓いしてもらいましたから、これから良いことが起きるはずですよ・・・」
Kさん
「そうやな・・・。ん?ちょっと待ってな・・・。ん?おい、これちょっと」
突然、Kさんは、真剣な顔つきになりました。
なぜか、自分の頭を叩き始めるKさん。
どうした?
旅疲れで、ちょっと、頭おかしくなったのかなぁ。(^_^;)
Kさん
「太郎クン❗コレな❗これ、これ、ちょ、ちょ、ちょ、これ、見てみー❗」
携帯電話の画面を僕に見せるKさん。
サッカーくじ、totoの結果の画面でした。
Kさん
「当たってんのよ!100万円当たってるわ、コレ!初めてやわ・・・マジで当たるんやな」
なんと、Kさんは、totoくじで100万円を当てたのでした!
満面の笑みとガッツポーズのKさん。
うっすら、涙が見えます。
Kさん
「マークリマニッシュやわ。最後にこんな奇跡があるなんて。太郎くん、ワイをこのツアーに呼んでくれて、ホンマ、ありがとうな。感謝するわ❗この恩は、一生、忘れへんわ」
僕の両手を握り、何度もしきりに感謝を述べるKさん。
さっきまで、つまらなさそうにしていたのに・・・(・_・;)
ま、まあ、感謝されているわけですから、余計なことは考えずに。
とにかく、今回のスピリチュアルツアーで、最もスピリチュアルな体験をしたのはKさんだったということ。
しかも、最後の最後に。
幣立神宮のお祓いが良かったのでしょうか?
彩雲が告知フラグだったのでしょうか?
科学的根拠は、わかりません。
しかし、事実として、結果として、100万円当たった男がいます。
この事実は事実として、受け取ることが大切。
お祓い。
祓うという概念。
ここから、更に「祓う」ことに興味を持った僕は、さらなるスピリチュアルへの探求を始めます。
それは、また、今度、お話しますね。
帰りの熊本空港。
Kさんとお別れです。
Kさんは、僕に一言。
「また、スピリチュアルツアーあったら、絶対に誘ってな!君がオススメするやつは、セミナーでも旅でも、なんでも行くから。行かにゃ損や損。ワイにとって、君はラッキーボーイや。ほな、元気でな」
えらい変わりようのKさん。(^_^;)
僕は、若干、顔がひきつりましたが、喜んでくれるならOK😄
まあ、こういう奇跡的な体験って、このあともありまして・・・。
大体、僕が誰かを誘った場合、その誰かは幸運をつかんじゃうんです。
僕は掴めないのに、僕が誘った相手がめっちゃ得しちゃうんです。
科学的根拠はありません。
でも、事実なことが、多くて。
それは、また、今度話しますね。
それでは、また。
ポチッと押してもらえると、嬉しいです😄
よろしくおねがいしますm(_ _)m↓↓↓