sakigake news

69年後に消滅するであろう、秋田県の中の人が書くブログです。

刑事にヘッドハンティングされそうになった話

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俺は、かつて警察と一緒に仕事をしたことがある。

その仕事内容は、機密事項であるため、書けない。

警察には、何度かお世話になったことがあるが、まさかそんな俺が一緒に仕事をする日が来るとは思ってもみなかった。

その警察との仕事は、無事に終えることができた。

 

仲良くなった刑事さんに色々話を聞かせてもらった。

張り込みが、連日連夜続くと風呂も入れないからキツイとか、極右よりも極左の方がとてもヤバイとか。

細かいことを書くと結構な暴露になるので、伏せておく。

そういうこと書けば、アクセスが上がるのだろうけど。

 

刑事の目つきは際立って鋭い。

人を疑う仕事はキツイんだと思う。

警察官どおしの結婚も多いが、離婚も多いらしい。

 

選挙の時期になると、その仲良くなった刑事から電話が来る。

何かネタがないか、俺に執拗に聞いてくる。

ネタとは、選挙違反のこと。

誰か選挙違反している立候補者はいないか、と。

違反ギリギリのグレーラインの候補者は何人かいるが、答えたところで俺にメリットがないので、適当に話しておく。

摘発は、彼らの点数稼ぎになるようだ。

そして、選挙期間が警察の狙い目らしい。

立候補者がまったくの選挙ド素人で知らず知らずのうちに選挙違反している場合もあれば、何度も選挙をしていてバレないポイントを知っていて違反している候補者もいる。

どんな選挙であれ、選挙コンサルタント的な人物が裏にいる立候補者は強い。

 

こんなこともあった。

刑事も人手不足のようだ。

仲良くなった刑事がリクルート活動をしてきた。

いや、リクルート活動というよりは、ヘッドハンティング活動だった。

刑事にならないか、と誘ってきた。

俺が駄目なら、誰かを紹介してほしい、と。

刑事いわく、最近の新卒が使えないらしい。

あまちゃんばかりで、世間の厳しさを知らない、と嘆いていた。

その点、転職組の方が使えるという。

理由は、別の職業で培ったスキルや人脈。

それが、刑事として使えるらしい。

そもそも論として、警察官へのなり手不足とのこと。

新卒はすぐ辞めるし、ベテランは頭が固い、と嘆いていた。

俺は、もちろん断った。

だって、柔道とか剣道、高校の体育の授業でしかやったことがないから。

でも、そういうのは、警察に入ってから練習すればいいらしい。

何よりも、警察以外の業界での経験値が武器になると言っていた。

たしかに、どんな業界でもブラックなネタはあるだろう。

でも、お世話になっている業界を裏切って操作に協力するなんて、仁義に反する。

よほどの悪事で、我慢ならないことを内部告発するなら話は別だが。

たしかに、刑事になれば、収入は上がるだろう。

とにかく、生半可な気持ちで刑事になるなんて、できない。

公安に務めている知り合いもいるが、すごい口が堅い。

口が堅いってことは、ときに凄まじいストレスになるだろう。

 

警察に限らず、公務員はストレスが溜まる。

国民の税金で収入を得ているから、世間の目が厳しい。

その昔、秋田の自衛隊の職員が、某ショッピングセンターで客に下半身を見せて捕まったという事件があった。

知り合いの公務員は、この事件について、「その公務員の気持ち、わからなくもないよ」と言っていた。

仕事自体がストレス溜まるだろうし、何よりも世間の目を気にしながら行動しなくてはいけない、ということ自体が爆発してしまうことがあるのではないだろうか。

昨年2月に秋田の有名な繁華街で起きた警察官によるひったくり事件も過度なストレスによる暴走の結果ではないだろうか。

 

警察は、大変な仕事だ。

正義感と倫理観、体力的にタフであること、しかし一番大切なことは精神的にタフであることだろう。

どれも自信が無い俺は、丁重にお断りさせていただいた。

 

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