
こぼねみさんの記事のとおり、PayPayがドラッグストアで最大20%還元を実施しています。
もれなく、僕もその恩恵に預かっています。
秋田では、ペイペイに限らず、LINE Payやメルペイなどを使っている人を見たことがありません。
そんななか、友人とお酒を飲む機会がありました。
電子マネーの話になりました。
驚いたことに、友人はpaypayを使っていました。
つい最近、使い始めたとのことでした。
おお!ついに我が秋田でもスマホ決済サービスを使う人が出てきたなぁ!
友人は、某ドラッグストアで使ってみたらしいです。
(ドラッグストアの名前は伏せます。)
某ドラッグストアの店員
「◯◯◯◯円です」
友人
「ペイペイでお願いします」
店員
「ペイペイですか・・・?」
店員さんは、ちょっとドギマギしていたようです。
会計でPayPay支払いを使う客は、初めてだったのかもしれません。
友人
「はい、ペイペイで」
店員
「わかりました」
友人はスマホを取り出し、店員さんにPayPayのバーコードを見せたそうです。
店員さんに、バーコードをスキャンしてもらうために。
(コンビニだと、この手順が正解です。)
キョトンと、不思議な顔をする店員さん。
友人は、気づきます。
レジの目の前にPayPayのQRコードが貼ってありました。
購入者がQRコードを読み取るタイプのQRコード決済だったんです。
QRコード決済には、2種類あります。
- ファミマやローソンなどのコンビニの場合は、店員さんが購入者のバーコードをスキャンして会計が終了します。
- スキャナーが無いお店(美容室、ラーメン屋など)は、お客さん自らが、上記のようなバーコードを読み取り、自ら金額を入力し、お店の人にその金額を見てもらい、両者確認しながら、決済が行われます。
某ドラッグストアの場合、後者の決済パターンだったようです。
友人いわく、後者のパターンは初めての経験だったようです。
店員さんが、あたふたしているのを見た友人は、
「あ、これスキャンすればいいんですね?」
店員さん
「あ、お願いします」
友人
「はい、スキャンしました」
店員さん
「確認いただきましたね、ありがとうございました」
友人は会計を終了し、家に帰ったそうです。
飲みの席で、友人は僕に次のように言いました。
友人
「そういえば、ペイペイの残高が変わってなかったんだよ。5000円入金してたんだけど、なんにも減ってないのよ。還元キャンペーンのくじが当たったのかな。ラッキーだったわ!」
ん?
僕
「ちょっと、支払履歴見せて」
友人
「いいよ、これ」
PayPayアプリの支払履歴を見せてもらいました。
支払履歴に某ドラッグストアでの支払いが見当たりません。
どういうことでしょうか?
これって、つまりは、支払いが出来ていないということです。
僕
「QRコードスキャンしてから、金額入力したの?」
友人
「いや、してないよ」
僕
「店員さん、金額確認しなかったの?」
友人
「うん、そういうのは無かったな。ありがとうございましたって言ってたよ」
これは完全に支払いが完了されていないパターンです。
別に友人は、悪くはないですけど。
店員さんは、PayPayの決済のやり方を分かってなかったんだと思います。
PayPayは初めての客だったんでしょう。
友人いわく先週の出来事とのこと。
6月1日から始まった還元キャンペーンですが、PayPayは全くと言っていいほど浸透していなかったんですね。
使う客がいない。
だから、店員さんもやり方が分からない。
ああ、ややこしや~。
ちなみに、妻にこの出来事を上記のように説明しました。
妻は「絶対に使わない」と言ってました。
面倒くさすぎるのだそうです。
会計の時に、バタバタするのが緊張して嫌だそうです。
僕
「でも、20%引きなんだよ。1000円のモノが800円で買えるってことだよ」
妻
「いや、それでも面倒。私は現金とポイントカードでいい」
うーん、そういうものか・・・。
消費税増税には文句を言いまくってたけどなぁ。
僕からすると、いくら面倒でもやったら10%〜70%も得できるのに、やらないってのは不思議すぎます。
「面倒」と「メリット」を天秤にかけて、どちらが勝つか、ということになるんでしょうね。
この分だと、PayPayに限らず、スマホ決済サービスを使うユーザーはなかなか増えないでしょうね。
ま、僕にとっては、ユーザーが増えないほうがいいですね。
ユーザーが増えなければ、各社のバラマキキャンペーンは、まだまだ続きますから🎵