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69年後に消滅するであろう、秋田県の中の人が書くブログです。

自分が若ければ、秋田を出ていく。なぜかと言えば、

魁新聞は、地上イージス問題を批判的に取り上げる。

話題性を考えれば当然。

マスコミの存在意義を考えても当然。

それはよく分かる。

 以下の引用は、秋田魁新報北斗星・4月22日より。

 「仕事する場がないから若者が出て行く。それにどう歯止めをかけるかが最大の課題だと思っていたが、全く別の問題が持ち上がった。秋田を巡る状況は一変したと言っていい」。秋田市新屋の男性(76)はこう語る

▼別の問題とは迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」(地上イージス)。政府が陸上自衛隊新屋演習場を配備候補地に挙げていることが明らかになったのは一昨年11月のこと。住民からは危険だとすぐに反対の声が上がった。防衛省は演習場が適地かどうかを調査中。来月には結論を出す予定だ

▼男性は長崎県生まれ。縁あって秋田に移り住んだ。新屋に家を建て約20年。静かな環境で落ち着いて暮らせるのが気に入っている。そこに政府は北朝鮮の脅威を理由にミサイル基地を置くという。小中学校や高校も近いのになぜ。果たして住民の生活を真剣に考えているのか。疑問が膨らんだ

▼だからこそ、今回の秋田市議選はこれまでになく重要だと思った。候補者の演説に耳を傾け、選挙公報で政策や主張を見比べた。人口減や少子高齢化対策、産業振興、福祉の充実。どれも大切な課題だが、決め手は地上イージスへの対応。その思いが強まった

▼きのう近所の投票所に足を運び、一票を投じた。住民意思を正面から受け止め、毅然(きぜん)と対応してほしい。切実な願いを託した

統一地方選が幕を閉じた。当選者に喜びに浸っている余裕はない。住民一人一人の声に応え、いかに行動するかが問われる。

筆者は、以前、沖縄在住の方と沖縄の米軍問題について論じたり話を聞いたことがある。

その昔、沖縄県人と沖縄の米軍問題について論議したときに、彼から言われたことがある。

「そもそも当事者でない人間が米軍問題を語らないでほしい」

であるとするなら、筆者は秋田県民なので、今回のイージス問題について、当事者の一人であるといえよう。

 

本当のことを言うと、マスコミが騒ぐほど、秋田県民はイージス・アショアについて関心が薄い。

本当に薄い。

日常でこの問題を話し合う機会など、まずもってない。

筆者の肌感覚では、秋田県民の10%、いや5%程度の人たちが強い関心を抱いているのだろう。

世代で考えれば、暇な高齢者が中心であり、若い世代は関心が全然無い。

若い世代で関心がある層は、政治に関わりがある人たちぐらいだ。

現に、先般の秋田県議選・秋田市地区では、自民党公認鈴木健太氏が一位当選している。

鈴木氏は、秋田市新屋のイージス・アショア配備について賛成の立場である。

世間の目からすれば、秋田県民の、厳密に言えば秋田市民の民意である、と見える。

筆者は、これが民意であるとは思っていない。

なぜかと言えば、身近な人間に聞く限り、配備に対してはNOだと言う人しか聞かないから。

でも、選挙結果は、先のとおり。

これはどういうことか?

それは、秋田市民及び秋田県民にとって重要なことは、イージス問題ではなく、人口減少問題だからである。

 

日常の様々な問題は、全て人口減少問題にたどりつく。

例えば、つい先日聞いたこんな話。

市内に4店舗を展開をしていた美容室が4月から3店舗になった。

売上減少によって1店舗減少した訳ではない。

従業員が不足しているために、1店舗減らし、3店舗に人員を3店舗に配置しなおしたのである。

この美容室は、年中休みもほとんどなかったのだが、結局人員不足により、徐々に休みを作らざるをえなくなった。

そして、今回ついに1店舗を減らさなければ、いけないことになったとのこと。

 

似たような話は、某ディーラーでも同様にあった。

その車屋さんは、毎週水曜日が共通した休みで、残りの休みはシフト制で、週休二日制をとっていた。

しかし、この4月から、水曜日と木曜日を完全に共通の休みとし、シフト制を廃止した。

美容室の例と同じく、人員不足によるものである。

これが、秋田市の現状である。

 

人口減少の話題をすれば、必ず出てくる言葉がある。

「自分が若ければ、秋田を出ていく」

 

若い人が暮らせるまちづくりをしなければいけない。

だからこそ、鈴木健太氏(43)が秋田県議選でトップ当選したのだろう。

けして秋田県民は地上イージス配備に対し賛成したのではなく、若者が働きやすく暮らしやすい社会の仕組みづくりに対して賛成したのである。

さらに鈴木健太氏は、当選の時点で、2年後の知事選に出馬する意向を示している。

さすが、京大出身、自衛隊エリートである。

suzuken-akita.com

 

でも、なんか足りない気がする。

なにか、違う気がする。

なにか違和感がある。

その違和感を今はまだ書けない。

なんかこういうことじゃない気がするのだが、うまく書き出せない。

いつだったか、Jリーグの創設者である元チェアマンの川淵三郎氏が秋田市で行われた講演でこのように述べていた。

秋田県の人口減少をストップさせるなら、「子ども一人あたり100万円を支給する」ぐらいの大胆な施策が必要だろう。

財源は?

という話になるだろう。

しかし、それぐらいのインパクトがなければ、駄目なんだと思う。

断定はできないが、筆者の感じる違和感は、そこにある気がする。

鈴木氏も結局、それぐらいのインパクトある施策は無い。

若くて、見た目もよく、経歴が超エリート。

1期目も特に失態を犯していない。

つまり、イメージが良い。

そのイメージ先行型で当選した、とも言える。

 

しかし、最も重要なことは、何をするのか?

何を実現してくれるのか、ということである。

それが、無いのだ。

そりゃホームページ見れば、ある。

10個ぐらい書いてる。

ホームページさえ無い議員よりは100倍マシだ。

それは認める。

でも、インパクトが全然ない。

各業界に対して、アタリマエのことしか言ってない。

これだと、従来の政治家となんの変わりもない。

ただ、若いだけ。

見た目が良いだけ。

経歴が素晴らしいだけ。

印象が良いだけ。

それじゃあ、駄目だ。

 

なんていうか、新聞を賑わすような命題が欲しいのだ。

ニュースになるような施策がほしいのだ。

それが無い限り、県民には何も届かない。

政治は変わらないと思われるから、投票率は下がっていくだけ。

筆者も投票には行かない。

行くだけ無駄足だから。

嘘でもいいから、秋田を変える大胆な施策が見えない限り、投票には行かない。

「行くだけ無駄だろ!」

財源はあとから考える、で良いだろう。

とにかく急務は人口減少対策、ひいては若者の流出を抑えるための大胆な施策である。

 

例えば、秋田ホリエモン大学を創設する、とか。

そしたら、県内の若者も行きたいだろうし、県外から若者も来るだろうし。

なんかね、そういうデカイ施策が必要なのよ。

とりあえず、全国的に話題になるデカイ施策が必要なのだ。

今話題の、秋田犬で秋田犬大学とか。

犬好きを集める秋田県、とか馬鹿にされてもインパクトはある。

世界から注目されるかもしれない。

秋田犬好きのプーチンを呼んで講演させてもいい。

筆者が言うデカイ施策とはそういうやつ。

あほじゃね?

と、一見思われるけど、若者が食いつくやつ。

 

イージス論議は視聴率が悪いってこと。

興味は薄いってこと。

リアルタイム検索で「秋田 イージス」って検索してみればいいよ。

大した話題になってないから。

ほんと、誰かいないのかね?

 

今朝の魁新報には、鹿角市が起業者に対し、クラウドファンディングふるさと納税で募った寄付金を原資に新規店舗立ち上げに対する300万円の補助をする、という記事が掲載されている。

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筆者が言いたいのは、くれぐれも、こういうことじゃない。

こういうのは、行政の自己保身であり、なんの効果もない。

ふるさと納税で集めたお金を他人任せにしているだけ。

目先の、小手先の戦術。

鹿角市の児玉市長、大したことないね。

こんなことやってるから、若者は秋田を出ていくのだ。

 

全然話はかわるけど、シバターのオープニングテーマが面白い。

こういう好き。

中身は支持しないが。


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