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ファーウェイのスマホでGoogle関係のアプリが使えなくなる!?
事の発端は、米国の主張「ファーウェイが通信機器を悪用してスパイ行為を行っている」ということから始まっている。
それにしても、トランプの制裁は厳しい。
ファーウェイ排除の強硬手段として、制裁の対象が政府調達に限定していたものを、民間取引にまで拡大したからだ。
民間企業にファーウェイとの取引停止を迫り、Huaweiのサプライチェーンを断ち切らせる。
ファーウェイ製品を買わせない対策と、売らせないことへの対策が徹底している。
日本企業も続々、ファーウェイスマホの発売延期を発表している。
ファーウェイは、いや中国はどう手を打つのだろうか?
ここからが見ものだ。
中国の技術をなめてはいけない。
ドローンの世界シェアの9割はDJIという中国企業だし。
というか、アメリカの次の標的はDJIの可能性もある。
今回の件からイニシアチブを握られることの怖さを改めて感じた。
果たして、Google1強でいいのだろうか?
ファーウェイユーザーではないので、まあ、僕には関係ないかなって思っていた。
でも、よくよく考えてみると、明日は我が身なのかもしれない、と思えてきた。
なぜかといえば、僕は自分が使っている主要なウェブサービスをGoogleに依存しているからだ。
現在のSEOはGoogle1強であり、「検索する」とはGoogleを指していると言っても過言ではない。
これは、健全なのだろうか?
かつて、インターネット黎明期の検索エンジンは、Yahooやgooやエキサイト、Infoseekなどがあった。
それが、今では、僕がGoogle以外に使う検索エンジンはYahooぐらいだ。
いや、むしろ、Yahooの検索エンジンは使っていない。
Yahooのポータルサイトを利用する理由は、ニュースを見るか、リアルタイム検索をするぐらいだ。
僕が使っているGoogleのウェブサービス
- Gmail
- グーグルカレンダー
- グーグルマップ
- Google Drive
- グーグルフォト
- GoogleKeep
- Google日本語入力
- Chrome
Gmailにいたっては、100GB契約で、毎月230円支払っている。
Googleのwebサービスがなくなったら、プライベートよりも何よりも仕事にならない。
僕は、Googleに依存しているのだ。
楽だから。
僕は、いつのまにか、いろんなウェブサービスをGoogleに依存してしまっている。
Googleのwebサービスに依存する前は、何を使っていたのか?
- Gmailを使う前は、ヤフーメールを使っていた。
- グーグルカレンダーを使う前は、スケジュール帳を使っていた。
- グーグルマップを使う前は、Yahooの地図を使っていた。
- Google Driveを使う前は、マイクロソフトのオフィス関係を使っていた(今も)
- グーグルフォトを使う前は、パソコンのHDDに保存(今も)
- GoogleKeepを使う前は、常にメモ帳にメモしていた。
- Google日本語入力を使う前は、ジャストシステムのATOKを使っていた。
- Chromeを使う前は、Firefoxを使っていた。
振り返ってみると、各種のウェブサービスを各社に分散していた。
あえて、分散していたのではなく、その時に一番便利なサービスを選択していた。
僕は、頻繁に使い勝手の良いサービスに乗り換えるのだが、いつの間にか、よく使うwebサービスは、ほぼすべてGoogleに切り替わっている。
では、逆に、Googleを選択していないWEBサービスはなんだろうか?
僕が現在使っているGoogle以外のwebサービス
- ブログは、はてなブログ
- Amazonで買い物
- アマゾンプライムビデオ
- Yahooのリアルタイム検索
- 楽天トラベルで航空券&宿泊予約
僕のGAFAの割合はどんなものだろうか?
よくGAFAっていうけど、僕が利用している割合としては、Googleが半分ぐらいだろうなって思う。
- Google 50%
- Apple 15%
- Facebook 5% ※Messengerのみ
- Amazon 30%
Googleは、便利なんだけど、もし日本企業が何らかの理由でトランプの逆鱗に触れ、日本製品にGoogleを提供しないとか、日本人にGoogleのウェブサービスを提供しない、とかなったら・・・。
まあ、そんなことは無いだろうけど。
日本企業がGoogleに対抗できる様々なウェブサービスを開発してほしい。
9万人の開発者が答えたアンケート調査によると「2019年、テック界に最も影響を与える人物トップ25」には、残念ながら日本人はランクインしていない。
個人的には、SONYにがんばってほしい。
AIBOやCD(コンパクトディスク)を開発した土井利忠氏(ペンネーム:天外伺朗)が在籍していた当時のソニーのような自由闊達なる社風。
現在のSONYとは程遠いかもしれないが、 そういう企業がGoogleを超えるウェブサービスを開発してくれるはずだ。