
ゴールデンウィークも中盤に差し掛かってきた。
休みが長いと飽きてこないだろうか。
筆者はすでに、飽きている。
そんなときこそ、アマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)だ。
アマゾンプライムは安い。
値段が上がるとはいえ、年間4900円。
アマゾンプライム自体のサービスは色々あるが、その中でもアマゾンプライムビデオを利用する人が多いのではないだろうか。
それにしても、松本人志の今回のドキュメンタルは面白い。
いつもよりは下品さが抑えられている。
まあ家族で見るのはオススメできないが、一人で見る分には腹の底から笑える。
さて本題、私の好きな映画を紹介する。
それは、レオナルド・デカプリオとトム・ハンクスが出演している映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」だ。
天才詐欺師のフランク・W・アバグネイルは、教師、パイロット、弁護士、医者になりすまして、物語が進んでいく。
秀逸なのは、いかに自分が相手より優秀であるか、を思わせてしまうフランクの実力。
どんな偉い相手でも、ひるむことなく堂々とその職業を演じきる度胸。
相手を信じ込ませる能力。
人は見た目や肩書に左右される生き物である。
日本人なら特にそうではないだろうか。
裕福な家に生まれたフランクだったが、地域の名士であった父がが事業に失敗。
この父親が、後のフランクの悪事の根源になる。
フランクの詐欺師的性格は父ゆずり。
地元の名士であった父親は、フランクにとって誇れる父親であった。
その父親が事業に失敗し、母親は父の友人と不倫。
けして、悪い父親ではない。
しかし、「落ちぶれてはいけない」という感情を強く植え付けたのは、父親ではないだろうか。
そして、その感情は母親の不倫によって、さらにエスカレートした。
その結果が、地位のある職業を偽って人々を騙していった。
そんなフランクを追う刑事がトム・ハンクス演じるFBIの捜査官カールだ。
この二人の展開がまた実に面白い。
刑事と詐欺師の関係ではあるが、友情が芽生えてくる。
逃げるフランク、追うカール。
フランクは逃亡先のフランスでついに捕まる。
しかし、ここでフランクが逮捕されなければ間違いなく殺されていた。
映画の最後は詐欺師だったフランクがFBIで働くという展開。
詐欺師の性格が分かるフランクは、様々な詐欺事件を解決していくというもの。
なんと、この映画は実話を元にしている。
筆者はこの映画を4度見ている。
これ以上詳細に書いていくとネタバレが多すぎるのでやめておく。
アマゾンプライム会員の人は追加料金はないので、ぜひこのゴールデンウィークに見てほしい。